ネットで色々と検索していたらニューネッシーの写真を見つけた。
ニューネッシーとは、1977年4月、日本のトロール船「瑞洋丸」が太平洋上(ニュージーランド沖)で引き揚げた全長約10mの巨大な腐乱死体で、未知の生物、恐竜(首長竜)の生き残りではないかと言われている。

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当時の学者はウバザメの死骸と結論しているが、現在でもUMA扱いしているサイトが多い。
この写真から、少し生物に詳しい人が見たら、軟骨魚類のサメ類だと直ぐに解るだろう。クジラやシャチ等の哺乳類は頭蓋骨や肋骨が発達しているので全く違うし、一般的な魚の硬骨魚類でもない。
軟骨魚類のサメは肋骨がなく、勿論ヒレにも骨がなく、背骨に肉がやヒレが付いただけの形になる。



上は頭部と首部と言われている部分のアップだが、頭部は頭蓋骨の体を成していないし、首には首の骨であるブロック状の骨が認められない。どう見ても、頭でも首でもない。



上は哺乳類であるシャチの骨格。

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因みに首長竜の骨格は上のとおりで頭蓋骨や肋骨やヒレ(手足)にも骨がある。
ニューネッシーはしっかりした頭蓋骨が見当たらず、首と言われる部分に首部独特の骨がないし、肋骨もヒレの骨もなく、明らかに軟骨魚類のサメである。



上はウバザメで、腐ると大きな口は波にもまれて落ちるため、上あご先端から胴体が保存された遺体は一見、首長竜のような姿となるが、当時の専門家が結論したように間違いなく大きなサメ、特にその形からウバザメであるのは間違いないだろう。因みにウバザメはサメの中では ジンベエザメに次ぐ大きさで、成長すると10m前後になる。


【余談】
ネッシーについて
イギリスのネス湖にいるとされるネッシーはUMAのアイドルのような存在。
太古の首長竜がネス湖に生き残っていると言われるが、学術的にこれは有り得ない。首長竜が絶滅したのは今から約6500万年前で、ネス湖ができたのは1万1千年前と言われる。この隔たりだけでもネス湖に恐竜がいることは有り得ないが、実際ネス湖は魚も少なく、仮にネッシーのような生物がいても1匹の食糧も賄えないそうだ。仮に食料があったとしても爬虫類が繁殖するには多くの個体数が必要となり、多くいれば呼吸のため水面上に顔を出すので、もっと多くの人に目撃されるはずだ。そんなことから大型爬虫類のネッシーは存在しない。ただ、ネッシーが恐竜型ではなく、魚などを食べない未知のウミウシのような軟体生物だとしたら、可能性はまだ否定できないだろう。

下はネッシーとされている写真。
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ネッシーと言うより、シーサーペイント(大海ヘビ)のように見えるが・・・
ヘビ系なら横にグネグネと泳ぎそうだが、縦にグネグネと泳いでいるのには違和感がある。
それに、一匹の大海ヘビのようなものとしたら、途中で2ヶ所で上がっている水しぶきも変である。

拡大してみると・・・
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アザラシでした。3匹のアザラシの後ろ2匹の頭が見えていないので、一匹の大きな生物に見えただけ。




因みに、昔の写真で胴体に見えるコブと長い首に見えている不鮮明なネッシーの白黒写真が多くあるが、あれは水中に入っている象の写真が使われている。

UMA(未確認動物)には夢があるし、首長竜が生き残っていたら感動だが、現実はこんなものである。