アイソーポス(紀元前619年 - 紀元前564年ごろ)は、古代ギリシアの寓話作家で、奴隷だったと伝えられる。 日本では英語読みのイソップという名でイソップ寓話の作者として知られる。
幼い頃に親しんだイソップ寓話の絵本が懐かしく、ここに記録しておきたいと思う。
これを読んで、日々自省したいものだ。
これを読んで、日々自省したいものだ。
狐と木こり
狐が犬たちに追いかけられ、木こりに出遭い、安全な隠れ場所を教えて欲しいと頼みました。
木こりは、自分の小屋に避難すればいいと教え、狐はそっと小屋の隅に隠れました。
数分後、狩人が猟犬とともにやってきて、木こりに狐を見なかったかと尋ねました。
木こりは見ていない、と断言しましたが、話している間ずっと、狐が隠れている小屋の方を指さしていました。
狩人はその合図に気がつかないで、言葉の方を信じ、急いで追跡を続けました。
彼らが十分遠ざかると、狐は木こりに見向きもせずに出ていきました。
そこで木こりは呼びかけて、狐を非難し言いました。「この恩知らずめ、私のおかげで命が助かったのに、感謝の一言も言わないで出ていくんだな。」
狐は答えました。「確かに、あなたの行動が言葉と同じなら、とても感謝したでしょうがね。」
※言行一致が大切。
狐が犬たちに追いかけられ、木こりに出遭い、安全な隠れ場所を教えて欲しいと頼みました。
木こりは、自分の小屋に避難すればいいと教え、狐はそっと小屋の隅に隠れました。
数分後、狩人が猟犬とともにやってきて、木こりに狐を見なかったかと尋ねました。
木こりは見ていない、と断言しましたが、話している間ずっと、狐が隠れている小屋の方を指さしていました。
狩人はその合図に気がつかないで、言葉の方を信じ、急いで追跡を続けました。
彼らが十分遠ざかると、狐は木こりに見向きもせずに出ていきました。
そこで木こりは呼びかけて、狐を非難し言いました。「この恩知らずめ、私のおかげで命が助かったのに、感謝の一言も言わないで出ていくんだな。」
狐は答えました。「確かに、あなたの行動が言葉と同じなら、とても感謝したでしょうがね。」
※言行一致が大切。
アリとキリギリス
夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続け、キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って過ごす。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、最後にアリたちに乞い、食べ物を分けてもらおうとするが、アリは「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだい」と食べ物を分けることを拒否し、キリギリスは飢え死んでしまう。
※将来の危機の事を常に考え、行動し、準備をしておくのが良い。楽をすれば、後に苦労する。
夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続け、キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って過ごす。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、最後にアリたちに乞い、食べ物を分けてもらおうとするが、アリは「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだい」と食べ物を分けることを拒否し、キリギリスは飢え死んでしまう。
※将来の危機の事を常に考え、行動し、準備をしておくのが良い。楽をすれば、後に苦労する。
アリとハト
水を飲みに池に来たアリが溺れてしまった。ハトが木の葉をちぎって池に投げてやると、アリは葉によじ登って助かった。
その後、ハトが狩人に狙われる。アリはその狩人の足に噛みついた。狩人の矢は狙いを外れ、ハトは助かった。
※他人に親切にしていれば、いずれは巡って自分に返ってくる。
田舎のネズミと町のネズミ
田舎に住んでいる一匹のネズミが、御馳走を振る舞おうと仲の良い町のネズミを招待した。二匹は土くれだった畑へ行き、麦やトウモロコシ、大根を引っこ抜いて食べていたのだが、町のネズミがこう言った。「君はこんな退屈な生活によく暮らせるな。ねえ、僕のところへ来ない?そうすれば珍しいものが腹一杯食べられるよ。」
田舎のネズミは二つ返事で承知すると連れだって町へと向かった。ある建物に着くと町のネズミは、パンやチーズ、肉といった見た事も無い御馳走を田舎のネズミに見せた。めくるめく御馳走を前に田舎のネズミはお礼を述べ、食べようとした。その時、何者かが扉を開けてきた。二匹は潜りこめる狭い穴をみつけると一目散に逃げ込んだ。 そして、彼らが食事を再開しようとすると、また別の誰かが入って来た。すると田舎のネズミは、急いで帰り支度を整えてこう言った。「こんなに素晴らしい御馳走を用意してもらってすまないんだけど、こんなに危険が多いのは御免だね。僕には土くれだった畑で食べている方が性に合ってる。あそこならば、安全で怖いこともなく暮らせるからね。」
※幸せは人それぞれで、満足できる形や安心できる場所は異なる。
田舎に住んでいる一匹のネズミが、御馳走を振る舞おうと仲の良い町のネズミを招待した。二匹は土くれだった畑へ行き、麦やトウモロコシ、大根を引っこ抜いて食べていたのだが、町のネズミがこう言った。「君はこんな退屈な生活によく暮らせるな。ねえ、僕のところへ来ない?そうすれば珍しいものが腹一杯食べられるよ。」
田舎のネズミは二つ返事で承知すると連れだって町へと向かった。ある建物に着くと町のネズミは、パンやチーズ、肉といった見た事も無い御馳走を田舎のネズミに見せた。めくるめく御馳走を前に田舎のネズミはお礼を述べ、食べようとした。その時、何者かが扉を開けてきた。二匹は潜りこめる狭い穴をみつけると一目散に逃げ込んだ。 そして、彼らが食事を再開しようとすると、また別の誰かが入って来た。すると田舎のネズミは、急いで帰り支度を整えてこう言った。「こんなに素晴らしい御馳走を用意してもらってすまないんだけど、こんなに危険が多いのは御免だね。僕には土くれだった畑で食べている方が性に合ってる。あそこならば、安全で怖いこともなく暮らせるからね。」
※幸せは人それぞれで、満足できる形や安心できる場所は異なる。
ガチョウと黄金の卵
ある日農夫は飼っているガチョウが黄金の卵を産んでいるのを見つけて驚く。それからもガチョウは1日に1個ずつ黄金の卵を産み、卵を売った農夫は金持ちになった。しかし農夫は1日1個しか卵を産まないガチョウに物足りなさを感じ、きっとガチョウの腹の中には金塊が詰まっているに違いないと考えるようになる。そして欲を出した農夫はガチョウの腹を切り裂いた。ところが腹の中に金塊などなく、その上ガチョウまで死なせてしまった。
※欲張り過ぎて一度に大きな利益を得ようとすると、その利益を生み出す資源まで失ってしまうことがある。
ある日農夫は飼っているガチョウが黄金の卵を産んでいるのを見つけて驚く。それからもガチョウは1日に1個ずつ黄金の卵を産み、卵を売った農夫は金持ちになった。しかし農夫は1日1個しか卵を産まないガチョウに物足りなさを感じ、きっとガチョウの腹の中には金塊が詰まっているに違いないと考えるようになる。そして欲を出した農夫はガチョウの腹を切り裂いた。ところが腹の中に金塊などなく、その上ガチョウまで死なせてしまった。
※欲張り過ぎて一度に大きな利益を得ようとすると、その利益を生み出す資源まで失ってしまうことがある。
ウサギとカメ
ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。
※過信して思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。 また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進むことで、最終的に大きな成果を得ることができる。
ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。
※過信して思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。 また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進むことで、最終的に大きな成果を得ることができる。
嘘をつく子供
羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が来た!」と嘘をついて騒ぎを起こす。だまされた大人たちは武器を持って出てくるが、徒労に終わる。少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来なかった。そして村の羊は全て狼に食べられてしまった。
※常日頃から正直に生活することで、必要な時に他人から信頼と助けを得ることが出来る。
ウマをうらやんだロバ
ある牧場に毎日重い荷物を背負わされ、不味い餌しか与えられないみすぼらしいロバがいた。ロバの小屋の隣には毛並みの良い馬たちが飼われている小屋があり、美味い餌を与えられ丁寧に世話をされる馬たちを見てロバは「自分も馬に生まれたかった」とうらやましくてたまらなかった。
あるとき戦争が始まり馬たちは軍馬として戦場に連れて行かれ、大怪我をして戻ってきた。戻ってきたうちの一頭がロバに向かって言った「自分も(徴用されることのない)ロバに生まれたかった」。
以来、ロバが馬をうらやむことはなくなった。
※隣の芝生は青い。他人の立場とは自分の立場よりもよく見えるものである。
ある牧場に毎日重い荷物を背負わされ、不味い餌しか与えられないみすぼらしいロバがいた。ロバの小屋の隣には毛並みの良い馬たちが飼われている小屋があり、美味い餌を与えられ丁寧に世話をされる馬たちを見てロバは「自分も馬に生まれたかった」とうらやましくてたまらなかった。
あるとき戦争が始まり馬たちは軍馬として戦場に連れて行かれ、大怪我をして戻ってきた。戻ってきたうちの一頭がロバに向かって言った「自分も(徴用されることのない)ロバに生まれたかった」。
以来、ロバが馬をうらやむことはなくなった。
※隣の芝生は青い。他人の立場とは自分の立場よりもよく見えるものである。
王様の耳はロバの耳
王の耳がロバの耳に変わったことを知ってしまった理髪師だが、口止めをされた苦しさのために、森の中の葦に向かって「王様の耳はロバの耳」と叫ぶと、葦がその言葉を言うようになる。
※このお話の教訓は何だろう?
真実を隠そうとしても、隠し通すことは困難である。自分が意識するほど、相手はあなたの容姿を気にしていない。自分で自分を認めることができなければ、他人も自分を認めてくれない。本当のことを言う勇気、間違いを素直に認める心が大切。自分が思っているよりも、周りの人は色んな自分を認めてくれる。弱い人の気持ちの分かる人にならなければならない。・・・と色々ありそうだ。
王の耳がロバの耳に変わったことを知ってしまった理髪師だが、口止めをされた苦しさのために、森の中の葦に向かって「王様の耳はロバの耳」と叫ぶと、葦がその言葉を言うようになる。
※このお話の教訓は何だろう?
真実を隠そうとしても、隠し通すことは困難である。自分が意識するほど、相手はあなたの容姿を気にしていない。自分で自分を認めることができなければ、他人も自分を認めてくれない。本当のことを言う勇気、間違いを素直に認める心が大切。自分が思っているよりも、周りの人は色んな自分を認めてくれる。弱い人の気持ちの分かる人にならなければならない。・・・と色々ありそうだ。
雄鶏と宝石
雄鶏は、何か食べるものはないかと土をひっかいていた。そのとき、偶然に宝石を見つけた。雄鶏は言った。「ほうっ!落とし主がこれを見つけたらさぞ喜ぶだろうな。でも俺にとっては、世界中の宝石よりも麦一粒のほうがずっと大切さ。」
※立場が違えば、物の価値も違ってくる。
雄鶏は、何か食べるものはないかと土をひっかいていた。そのとき、偶然に宝石を見つけた。雄鶏は言った。「ほうっ!落とし主がこれを見つけたらさぞ喜ぶだろうな。でも俺にとっては、世界中の宝石よりも麦一粒のほうがずっと大切さ。」
※立場が違えば、物の価値も違ってくる。
犬と骨
ある犬が、骨をくわえたまま橋を渡っていた。ふと下を見ると、見知らぬ犬が骨をくわえてこちらを見ている。犬はその肉が欲しくなり、脅すために吠えた。すると、くわえていた肉が川に落ちて流されてしまった。もう一匹の犬は、水面に写った自分自身の姿だったのである。
※欲張ると、元も子も無くす。
ある犬が、骨をくわえたまま橋を渡っていた。ふと下を見ると、見知らぬ犬が骨をくわえてこちらを見ている。犬はその肉が欲しくなり、脅すために吠えた。すると、くわえていた肉が川に落ちて流されてしまった。もう一匹の犬は、水面に写った自分自身の姿だったのである。
※欲張ると、元も子も無くす。
カラスとキツネ
カラスが大きな肉をくわえて高い木にとまった。いざ食べようとしたときにキツネに声をかけられ、容姿についていろいろと褒められる。カラスは肉を食べることを忘れ、しばし聞き入ってしまう。そしてキツネが「きっと素晴らしい声をしているんだろうなあ。ああ、声を聞いてみたい」と言うと、カラスは「カー」と高らかに鳴き、くわえていた肉は下にいたキツネの口に収まってしまう。
※褒められていい気になりすぎると、痛い目をみることになる。
狩人と木こり
ある猟師が、ライオンの跡を追い掛けていた。そんな時、森で樵に出会うとライオンの足跡を見ていなかったか尋ねた。すると樵は「よし、今からライオンのところへと連れていこうか。」と答えた。
すると猟師は顔が真っ青になり、ぶるぶる震わせながら、「いや、いいんだ。私が探しているのは、ライオンじゃなくてライオンの足跡なんだ・・・。」と答えた。
※口先だけで行いはまるでだめ。
ある猟師が、ライオンの跡を追い掛けていた。そんな時、森で樵に出会うとライオンの足跡を見ていなかったか尋ねた。すると樵は「よし、今からライオンのところへと連れていこうか。」と答えた。
すると猟師は顔が真っ青になり、ぶるぶる震わせながら、「いや、いいんだ。私が探しているのは、ライオンじゃなくてライオンの足跡なんだ・・・。」と答えた。
※口先だけで行いはまるでだめ。
キツネとツルのごちそう
意地悪好きの狐が鶴に「ご馳走するからいらっしゃい」と招待し、やって来た鶴にわざと平たい皿に入れたスープを差し出す。鶴はクチバシが長いため飲めない。それを見ながら狐はおいしそうにスープを飲む。
しばらく後、鶴は狐に「先日はご馳走をありがとう、今度は私がご馳走するからいらっしゃい」と言って、訪れた狐に細長い口の壷に入れた肉を差し出す。狐はクチバシがないのでそれを食べられない。それを見ながら鶴はおいしそうにクチバシで中の肉をつまんで食べる。
※他人を傷つけた者は、いつか自分も同じように傷つけられる。
意地悪好きの狐が鶴に「ご馳走するからいらっしゃい」と招待し、やって来た鶴にわざと平たい皿に入れたスープを差し出す。鶴はクチバシが長いため飲めない。それを見ながら狐はおいしそうにスープを飲む。
しばらく後、鶴は狐に「先日はご馳走をありがとう、今度は私がご馳走するからいらっしゃい」と言って、訪れた狐に細長い口の壷に入れた肉を差し出す。狐はクチバシがないのでそれを食べられない。それを見ながら鶴はおいしそうにクチバシで中の肉をつまんで食べる。
※他人を傷つけた者は、いつか自分も同じように傷つけられる。
クマと旅人
2人の男が旅をしていた。ある大きな森の中の道を歩いていると、目の前に1頭の熊が現われた。
1人の男はすぐに近くの大木によじ登ったが、もう1人の男は逃げ遅れ、仕方なく地面に倒れて死んだふりをした。熊はその男の耳元に口を当てていたが、しばらくすると森の奥に姿を消した。木の上の男は、安心したので降りてきた。
逃げ遅れた男に「熊は君の耳に何かささやいていたようだが、何て言っていたんだね?」と聞いたところ、男は答えた。「ああ、言っていた。危ない時に友達を捨て、自分だけ逃げるような薄情な相手とはもう別れろ、と」。
※友人は大切にせよ、自分だけいい目を見ようとするな。
すっぱい葡萄
お腹を空かせた狐は、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけた。食べようとして懸命に跳び上がるが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届かない。何度跳んでも届くことは無く、狐は、怒りと悔しさから「どうせこんな葡萄は酸っぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」と負け惜しみの言葉を吐き捨てるように残して去っていった。
※自分に力がなくてうまくいかないのに、相手のせいにしてしまう。
英語では、「すっぱい葡萄(Sour Grapes)」は、「負け惜しみ」という意味。
お腹を空かせた狐は、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけた。食べようとして懸命に跳び上がるが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届かない。何度跳んでも届くことは無く、狐は、怒りと悔しさから「どうせこんな葡萄は酸っぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」と負け惜しみの言葉を吐き捨てるように残して去っていった。
※自分に力がなくてうまくいかないのに、相手のせいにしてしまう。
英語では、「すっぱい葡萄(Sour Grapes)」は、「負け惜しみ」という意味。
ねずみの相談
ネズミたちは、いつも猫のためにひどい目にあわされていた。何とかしようとネズミたちが集まって相談し、その中の一匹が、「猫が来たらすぐわかって逃げられるよう、猫の首に鈴を付けよう」と提案する。皆は名案だと喜んだが、では誰が猫に鈴を付けに行くのかという段になると、誰もその役を買って出る者はいなかった。
※いくら素晴らしい案でも、実行できなければ絵に描いた餅であり、無意味である。
農夫とその子供たち
ある農夫に働かない3人の子供が居た。年老いた農夫が亡くなる間際に、畑に宝物が隠してあるから収穫を終えたら深く掘り起こしてみよと子供達に言い残す。子供達は言いつけ通り畑の隅々を深く掘り返すが宝物は見つからない。しかし、翌年の収穫は、畑がよく耕されたことから今までにない大豊作に恵まれた。
※労働こそが宝である。
ある農夫に働かない3人の子供が居た。年老いた農夫が亡くなる間際に、畑に宝物が隠してあるから収穫を終えたら深く掘り起こしてみよと子供達に言い残す。子供達は言いつけ通り畑の隅々を深く掘り返すが宝物は見つからない。しかし、翌年の収穫は、畑がよく耕されたことから今までにない大豊作に恵まれた。
※労働こそが宝である。
卑怯なコウモリ
昔々、獣の一族と鳥の一族が戦争をしていた。 その様子を見ていたずる賢い一羽のコウモリは、獣の一族が有利になると獣たちの前に姿を現し、「私は全身に毛が生えているから、獣の仲間です。」と言った。鳥の一族が有利になると鳥たちの前に姿を現し、「私は羽があるから、鳥の仲間です。」と言った。
その後、鳥と獣が和解したことで戦争が終わったが、幾度もの寝返りを繰り返し、双方にいい顔をしたコウモリは、鳥からも獣からも嫌われ仲間はずれにされてしまう。 双方から追いやられて居場所のなくなったコウモリは、やがて暗い洞窟の中へ身を潜め、夜だけ飛んでくるようになった。
※何度も人に背く者は、やがて誰からも信用されなくなる。
昔々、獣の一族と鳥の一族が戦争をしていた。 その様子を見ていたずる賢い一羽のコウモリは、獣の一族が有利になると獣たちの前に姿を現し、「私は全身に毛が生えているから、獣の仲間です。」と言った。鳥の一族が有利になると鳥たちの前に姿を現し、「私は羽があるから、鳥の仲間です。」と言った。
その後、鳥と獣が和解したことで戦争が終わったが、幾度もの寝返りを繰り返し、双方にいい顔をしたコウモリは、鳥からも獣からも嫌われ仲間はずれにされてしまう。 双方から追いやられて居場所のなくなったコウモリは、やがて暗い洞窟の中へ身を潜め、夜だけ飛んでくるようになった。
※何度も人に背く者は、やがて誰からも信用されなくなる。
北風と太陽
あるとき、北風と太陽が力比べをした。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。
※手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれる。
あるとき、北風と太陽が力比べをした。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。
※手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれる。
ろばを売りに行く親子
ろばを飼っていた父親と息子が、そのろばを売りに行くため、市場へ出かけた。2人でろばを引いて歩いていると、それを見た人が言う、「せっかくろばを連れているのに、乗りもせずに歩いているなんてもったいないことだ」。なるほどと思い、父親は息子をろばに乗せる。
しばらく行くと別の人がこれを見て、「元気な若者が楽をして親を歩かせるなんて、ひどいじゃないか」と言うので、なるほどと、今度は父親がろばにまたがり、息子が引いて歩いた。また別の者が見て、「自分だけ楽をして子供を歩かせるとは、悪い親だ。一緒ににろばに乗ればいいだろう」と言った。それはそうだと、2人でろばに乗って行く。
するとまた、「2人も乗るなんて、重くてろばがかわいそうだ。もっと楽にしてやればどうか」と言う者がいる。それではと、父親と息子は、こうすれば楽になるだろうと、ちょうど狩りの獲物を運ぶように、1本の棒にろばの両足をくくりつけて吊り上げ、2人で担いで歩く。
しかし、不自然な姿勢を嫌がったろばが暴れだした。不運にもそこは橋の上であった。暴れたろばは川に落ちて流されて死んでしまった。
※周囲の意見に流されない、自主や自律の大切さ。
ワシの真似をしたカラス
ワシは高い岩の上から、さーっと舞い降り、子ヒツジを鋭い爪で掴んで、あっという間に連れ去ってしまいました。
そのワシの様子を、一羽のカラスがうっとり見ていました。
カラスはさっそく、ワシの真似をしました。翼を広げ、ビュッと大きな羽の音を立てて獲物を狙いました。
しかしヒツジは重すぎて、カラスにはとても持ち上げられません。
力一杯羽ばたいているうちに、爪がヒツジの巻き毛にからまって、動く事が出来なくなりました。
バタバタともがいているうちに、とうとうカラスはヒツジ飼いの男に捕まってしまい羽を切られてしまいました。
※実力もないのに人の真似をしようとしても、決して簡単にはうまくいかない。
ワシは高い岩の上から、さーっと舞い降り、子ヒツジを鋭い爪で掴んで、あっという間に連れ去ってしまいました。
そのワシの様子を、一羽のカラスがうっとり見ていました。
カラスはさっそく、ワシの真似をしました。翼を広げ、ビュッと大きな羽の音を立てて獲物を狙いました。
しかしヒツジは重すぎて、カラスにはとても持ち上げられません。
力一杯羽ばたいているうちに、爪がヒツジの巻き毛にからまって、動く事が出来なくなりました。
バタバタともがいているうちに、とうとうカラスはヒツジ飼いの男に捕まってしまい羽を切られてしまいました。
※実力もないのに人の真似をしようとしても、決して簡単にはうまくいかない。
クジャクとツル
クジャクがツルを軽蔑している。「私は金やむらさきの着物をきているのに、おまえは羽にきれいなところがちっともないじゃないか。」とツルの羽の色を馬鹿にした。
すると、ツルは言い返す。「ツルは、夜空に高く飛んで星のすぐそばまで行き、星に歌を聞かせたり、昼も大空高く飛び、楽しむ事ができる。クジャクなんかは、ニワトリのように地べたをよたよた歩いているだけじゃないか。」
※この様に言い争っているときにはどちらも幸せではない。相手の足りないところをけなすときには、その人の心が満たされていないときである。
クジャクがツルを軽蔑している。「私は金やむらさきの着物をきているのに、おまえは羽にきれいなところがちっともないじゃないか。」とツルの羽の色を馬鹿にした。
すると、ツルは言い返す。「ツルは、夜空に高く飛んで星のすぐそばまで行き、星に歌を聞かせたり、昼も大空高く飛び、楽しむ事ができる。クジャクなんかは、ニワトリのように地べたをよたよた歩いているだけじゃないか。」
※この様に言い争っているときにはどちらも幸せではない。相手の足りないところをけなすときには、その人の心が満たされていないときである。
ライオンを見たことのないキツネ
そのキツネはライオンを見たことがありません。大変恐いものだと、教えられていました。たまたま、その日、ライオンに出会いました。あまりの怖さに、死にそうになりました。それからしばらくして、また、ライオンに出会ったのです。恐いとは思いましたが、死ぬほどのことではありませんでした。
それから、三度目に出会ったときは、そばに行って、話をするほどになりました。何だ、恐くもなんともないではないか、と思ったキツネは、次に出会ったときは、気楽にそばによっていったのです。するとそのライオンは、キツネに噛みつき、とうとうキツネは食べられてしまいました。
※慣れの怖さ、事故の多くはこのようにして起こる。
しっぽを切られたキツネ
しっぽを切られたキツネは、「恥ずかしくてとても生きてられない」と日々悩んでいました。そこで一計を考え出しました。「ほかのキツネたちのしっぽも、自分と同じように短くしてやれば、みんな同じ姿になって、自分だけ恥ずかしい思いをしなくてすむ」。
そこで、みんなを集めて、「みんなのしっぽは、長くて重くて、よけいなものだ」と、しっぽを切るように勧めました。すると一匹のキツネが、口を出しました。「ねえ、きみ、それが君のとくになることでなければ、私たちに勧めはしないだろうよ」。
※人の為ではなく自分の利益の為に忠告しても、誰も聞いてくれない
しっぽを切られたキツネは、「恥ずかしくてとても生きてられない」と日々悩んでいました。そこで一計を考え出しました。「ほかのキツネたちのしっぽも、自分と同じように短くしてやれば、みんな同じ姿になって、自分だけ恥ずかしい思いをしなくてすむ」。
そこで、みんなを集めて、「みんなのしっぽは、長くて重くて、よけいなものだ」と、しっぽを切るように勧めました。すると一匹のキツネが、口を出しました。「ねえ、きみ、それが君のとくになることでなければ、私たちに勧めはしないだろうよ」。
※人の為ではなく自分の利益の為に忠告しても、誰も聞いてくれない
狼を追う犬
犬が狼を追い掛けながら、狼が逃げるのは自分が強いからだと思った、すると狼が向きなおって言うには「怖いのはお前ではなく、お前の後から来る狩人だ」
※人間社会にもよくいる虎の威を借る狐。
犬が狼を追い掛けながら、狼が逃げるのは自分が強いからだと思った、すると狼が向きなおって言うには「怖いのはお前ではなく、お前の後から来る狩人だ」
※人間社会にもよくいる虎の威を借る狐。
イソップ寓話は子供の頃に親しむのがいいと思うが、大人にとっても世間知の宝庫だと思う。
イソップ寓話は童話ではなく寓話である。寓話とは、比喩によって人間の生活に馴染みの深いできごとを見せ、それによって諭すことを意図した物語。 名指しされることのない、つまりは名無しの登場者は、 動物、静物、自然現象など様々だが、必ず擬人化されている。
イソップ寓話は童話ではなく寓話である。寓話とは、比喩によって人間の生活に馴染みの深いできごとを見せ、それによって諭すことを意図した物語。 名指しされることのない、つまりは名無しの登場者は、 動物、静物、自然現象など様々だが、必ず擬人化されている。








コメント