先日購入したセイコーの機械式時計に積まれているキャリバーは、廉価版の 4R35 である。
4R35 は、マレーシア工場製で、セイコーの海外モデルを中心に、国内でもプレザージュに使用されている。
キャリバーナンバーは基本4桁で、前2桁が系統を、後2桁が付加機能を示しており、4R35 はデイト表示機能付の 4R という機械を搭載しているという意味。
Cal 4R35:6振動 23石 日差+45秒~-35秒, パワーリザーブ41時間
ムーブメントを見ると、安っぽいムーブメントであるのが分かる。
しかし、当たり品だったようで、平置きで一日の日差は±0秒と超高精度で稼働するのには驚いた。
実はこの時計、あまりに遅れるので調整している内に弄り壊して交換してもらったもの。壊れやすいセイコーのムーブメントはできれば弄りたくないので安堵した。
しかし・・・
ムーブメントを見ると、安っぽいムーブメントであるのが分かる。
しかし、当たり品だったようで、平置きで一日の日差は±0秒と超高精度で稼働するのには驚いた。
実はこの時計、あまりに遅れるので調整している内に弄り壊して交換してもらったもの。壊れやすいセイコーのムーブメントはできれば弄りたくないので安堵した。
しかし・・・
セイコーの 4R35 や 6R15 のテンプはそれほど大きい物ではないので、構造的に姿勢差が生じ易い。
個体差があり一概には言えないが、これ等のムーブメントは平置きで±0秒に調整できても、着用すると遅れる傾向になる。調整する場合は、平置きで少しだけ進むようにするのがコツである。
機械式が好きな人は、その不安定さが寧ろ面白く感じるかもしれない。
しかし、それは間違った感性であり、美や善などの評価判断に関する印象の内包的な意味を知覚する能力が正しい人ならば、言うまでもなく時計は正確に稼働することが命題となるであろう。
、
過去の経験から、セイコーの 4R35 や 6R15 のムーブメントは、不安定な上に緩急針による調整で思うようにならず、更に弄ると壊れやすいから良い印象はない。日差があると裏蓋を開けて調整したくなるが、カタログデータでは、日差+45秒~-35秒となっているので、その範囲内で稼働していれば良しとしたい。
しかし、それは間違った感性であり、美や善などの評価判断に関する印象の内包的な意味を知覚する能力が正しい人ならば、言うまでもなく時計は正確に稼働することが命題となるであろう。
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過去の経験から、セイコーの 4R35 や 6R15 のムーブメントは、不安定な上に緩急針による調整で思うようにならず、更に弄ると壊れやすいから良い印象はない。日差があると裏蓋を開けて調整したくなるが、カタログデータでは、日差+45秒~-35秒となっているので、その範囲内で稼働していれば良しとしたい。
果たして今回の物に積まれたムーブメントの実力はどうだろうか?
<追記:日差の記録>
平置きでの日差は3日半で0秒であった。個体差なのか、予想に反して素晴らしい精度で稼働する。
以下は7日間、着用したり、置いたりと日常使用での日差記録。
1日目の日差:マイナス3秒
2日目の日差:マイナス2秒
3日目の日差:マイナス2秒
4日目の日差:マイナス2秒
5日目の日差:プラス2秒
6日目の日差:プラス1秒
7日目の日差:マイナス1秒
※3日半の平置きでの日差累計0秒、7日間の日常使用での日差累計-7秒。
1日あたりの平均日差はマイナス1秒となった。
平置きでの日差は3日半で0秒であった。個体差なのか、予想に反して素晴らしい精度で稼働する。
以下は7日間、着用したり、置いたりと日常使用での日差記録。
1日目の日差:マイナス3秒
2日目の日差:マイナス2秒
3日目の日差:マイナス2秒
4日目の日差:マイナス2秒
5日目の日差:プラス2秒
6日目の日差:プラス1秒
7日目の日差:マイナス1秒
※3日半の平置きでの日差累計0秒、7日間の日常使用での日差累計-7秒。
1日あたりの平均日差はマイナス1秒となった。
日常使用で日差は全日プラスマイナス3秒以内に入る高精度で稼働している。クロノメーターの基準は、一日あたりマイナス4秒からプラス6秒以内なので、クロノメーターに値する精度が出た。
プラスになったりマイナスになったりと不安定であるが、大きくばらつくことはなかった。
プラスになったりマイナスになったりするので、結果的に月差が少なくなる可能性はある。
プラスになったりマイナスになったりと不安定であるが、大きくばらつくことはなかった。
プラスになったりマイナスになったりするので、結果的に月差が少なくなる可能性はある。
その後、着用状態での日差が-3秒前後と遅れる傾向が続いた。夜の平置き時は約±0秒なのだが、昼の着用時にマイナスになるので、3日もすると-10秒程になってしまう。日差3秒は良いのだがマイナスは不便である。
弄りたくなかったのだが、遅れるのは好ましくないので裏蓋を開けて調整することにした。
特に寒い冬に遅れていると、夏には更に大きく遅れる可能性があるので、冬場に少し進むようにしておきたい。
上の写真のAが緩急針で、Bがヒゲ持ちになる。
AをBに近づければ遅れ、AをBから遠ざけると進むようになる。
AをBに近づければ遅れ、AをBから遠ざけると進むようになる。
何度か調整して、着用時に-1秒~±0秒の日差で稼働するようになった。夜間に平置きする時間により+3秒~4秒になるので、結果として日差は+3秒程となる。因みに、夜間にリューズを下にしておくと、進むこともなく±0秒のままである。一番上の写真のようにスタンドで縦にして保管すると-2.5秒になる。姿勢差を利用して日差を±1秒以内、少なくとも+5秒以内に保つことは難しくない。
実際の使用での日差はどうかと言うと、概ね0秒だったり、ずれても±2秒位で稼働している。
一ケ月使用し続けても、月差が±15秒以内の一般的クォーツより高精度で稼働させることも可能と思う。
実際の使用での日差はどうかと言うと、概ね0秒だったり、ずれても±2秒位で稼働している。
一ケ月使用し続けても、月差が±15秒以内の一般的クォーツより高精度で稼働させることも可能と思う。
購入から1ヶ月経過して落ち着いたのか、大きくばらつくこともなく安定稼働している。
セイコーのムーブメントは調整が難しいので、+5秒以内で調整できれば上々と言えよう。
個体差があるかもしれないが、少なくともこの Cal.4R35 は、下馬評に反して高精度で動く。
セイコーのムーブメントは調整が難しいので、+5秒以内で調整できれば上々と言えよう。
個体差があるかもしれないが、少なくともこの Cal.4R35 は、下馬評に反して高精度で動く。
自分の様な素人はヒゲ持ちには触らず、緩急針のみで調整するのが鉄則である。
とても繊細な部位であり、手元が狂ってテンプに少しでも触れると直ぐに壊れるので(オリエントは丈夫で壊れないが、セイコーは弱い)、自信がない人は触らないようにしたい。
とても繊細な部位であり、手元が狂ってテンプに少しでも触れると直ぐに壊れるので(オリエントは丈夫で壊れないが、セイコーは弱い)、自信がない人は触らないようにしたい。






コメント
コメント一覧 (1)
コメントありがとうございます。
あの後ネットで検索したら、仰るように型番はSRPA27でした。
厚みは以前所有していた琺瑯のSARX019と同じ位で、かなりのデカ厚時計ですね。見方によっては不細工なまでに厚くて、太鼓を腕に載せているような感じですが、個人的にはそれが新鮮で気に入ってます。
直径38ミリ位で、もう少し薄く作って、球面の風防がサファイアなら完璧なのですけど。
まぁ、安価だし、サブ時計なので、これはこれで満足してます。
月野 星也
が
しました