腕時計を長く使うなら、風防がサファイアクリスタルであるものを選びたい。
サファイアはダイアモンドの次に硬い素材で、傷が入ることはほとんどない。

サファイアクリスタルに無反射コーティングを施されたものがあるが、特に両面にコーティングをされたものは、まるでガラスが無いかのように透明で高級感がある。しかし、小生は両面無反射コーティングの時計は所有しないことにしている。何故なら表のコーティングに傷が付いたり剥がれたりして、みすぼらしくなるからだ。
表面にコーティングすることで、サファイアガラスの高い硬度のメリットをスポイルすることは避けたい。
内側のみ無反射処理されたものがベストだろう。

Minimal Design の SEIKO SBPX083 V158-0AZ0


この時計はサファイアクリスタルだが、安価なのでコーティングが全く施されていない。
確かに無反射処理されたサファイアクリスタルに比べると、透明度が低いのは仕方がないが、特に視認性に劣るとは感じることはなく、普通に時刻を読み取れる。
因みに、ロレックスもデイトのレンズ部を覗いて無反射コーティングが施されてない。
ガラス表面の無反射コーティングは全く不要だと思う。

コンサバティブなデザインの SBPX083
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セイコーらしい腕時計の帰着点とも言えるデザインで、ムーブメントは安定しており精度は高い。
スクリューバックの裏蓋を確認すると Made in Japan の刻印を発見!、セイコーの安物は全てが Made in China と思っていたが、この製品は珍しく日本製であった。

夜光の無いドルフィン針と立体的なインデックス
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日頃は機械式時計を使っているので、この様な安価で長く使えるソーラー式が1本あると重宝する。
SBPX083 は安価である事を鑑みると、以前に所有していたグランドセイコー SBGX041 より満足度が高い。

値段程の価値を感じないので手放した GrandSeiko SBGX041
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さて、表面のコーティングは、やがて剥がれたり傷付いたりするので、避けた方が良いという記事であったが、同じような意味でケースとブレスレットがチタンのものは避けたい。ステンレスは鏡面部分に傷が入り易いが、メタルポリッシュクロスで磨けば新品の様になる。しかしチタンは薄い傷が沢山付く上に磨きで消すことができない。
腕時計を長く気持ち良く使いたければ、表面の無反射コーティングとチタンは選択しない方がいいと思う。