ソーラー電波時計は「電池交換不要」といった宣伝文句で販売されているが、実際はソーラーパネルで発電した電気を溜める二次電池にも寿命がある。

ソーラー電波時計のシチズン FRD59-2382 キャリバーNo. H415
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確か9年近く前に買った物だが、まだ二次電池が消耗しているような気配もなく、正確に時を刻み続けている。
メーカーの二次電池の保証期間は6年から10年位が多いようだが、実際には故障さえしなければそれ以上動くようで、特にこの方面の技術に優れるシチズンは長持ちすると言われている。
まぁ、二次電池はネットで購入できるので、充電能力が落ちたら交換すればよいだけの話ではある。

シチズン 295-5600 キャリバーNo. H415 用キャパシター二次電池


この時計用の二次電池で、ネットで探せば千円台前半で沢山売られている。
二次電池を交換するのは10年以上経ってからになるので、ついでに消耗品のパッキンも交換すると良い。
防水用Oリングは300円位で入手できるだろう。
以上のように、ソーラー電波時計は10年過ぎて蓄電能力が劣化しても、2千円未満の予算で復活できる。 

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FRD59-2382 は、特にお気に入りというわけではないが、なぜか手元に残っている。
所有する腕時計の中で唯一ラグのないデザインが新鮮で、単体で見るとそれほど美しいとは思わないが、腕に着けた時にラウンド型ケース形状からベルトに至るラインが、ラグ付きの時計よりも一体感があり美しく見える。

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リューズを除く直径が38ミリで、日本人男性の腕にジャストフィットする大きさである。
大きい時計はラグからバンドが直角に近い角度で曲がってしまうのに対し、38ミリはラグからバンドにかけて綺麗に弧を描くので美しく見える。クロノグラフは別として、3針は38ミリ位がベストだと思う。

安価であっても、正確無比に時を刻み、ベルトの着け心地が良く、メンテナンスフリーで耐久性がある。
良い腕時計とは案外このような物なのかもしれない。

撮影機材:iPhone 6