サブマリーナ デイト 116610LN ブラックダイヤル を下取りに出して、ノンデイト 114060 を入手した。
平凡なサブマリーナであるが、ノンデイトはデイト付に比べシンプルで好きである。

Rolex Submariner 114060 "No Date" Black Dial
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サイクロップレンズ (拡大日付表示) はロレックスの特徴のひとつで、それのないノンデイトは物足りなさを感じて以前は興味がなかったが、最近はノンデイトの方がいいと思うようになってきた。
好みが変わったのか、元々ブラックダイヤルのデイトのみ好きで、ノンデイトやグリーンサブは好みではなかったのに、現在所有するサブマリーナは、その好きではなかったノンデイトとグリーンサブマリーナの2本。

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ノンデイトのサブマリーナは写真で見ると冴えない感じもするが、シンプルでシンメトリーなデザインは腕に巻いてみると実にカッコいい。

ロレックスは好きなブランドだが、好みの機種は現行型のサブマリーナしかない。
以前はデイトナ派だったが、文字盤が見えにくかった事と、ベルトのポリッシュ部分に傷が付き易く、シンプルな3針でベルトもサテン無垢で傷が付きにくいタフなサブマリーナの方が好きになった。

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1953年の初代から基本的に変わらず、ダイバーズウォッチとしては普遍的な完成されたデザイン。
多くのメーカーが真似をしているデザインでもある。
サイズが大き過ぎないのが秀逸で、旧型に比べてラグやリューズガードが太くなり剛性感が増した。
サブマリーナ ノンデイトはスポロレの原点にして頂点でもある時計だと思う。

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ぶつけ易いベゼル部はセラミック製のセラクロムベゼルになり、傷が付きにくい一層タフな腕時計になった。
従来のアルミシールベゼルより高級感があり、サファイアクリスタル越しに漆塗りのように光る黒い文字盤とも相まって、スポーツウォッチでありながらもシックな面持ちを見せてくれる。
ベゼルの側面に彫り込まれたギザギザは、光が当たると輝くように研磨されている。更にギザギザ部の上面はポリッシュ、下面はサテン仕上げと凝った仕上げになっている。

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針は長短針、秒針共に視認性が高く、またロレックスは針のぶれがないので時間合わせがし易い。
リューズは言うまでもなく、ねじ込みロック式で防水対策のためロックを解除する感触はかなり硬い。
防水実験では700メートル迄の防水性能が立証されたらしいが、サブマリーナ(潜水艦)の名の通り、水に対しては鉄壁の作りになっている。

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ルミネッセンスにクロマライトという物質を加えたブルーに光る新しい発光塗料が採用されており、発光時間は約8時間と驚異的な長さを誇る。
戸外から暗い室内に入った時や、車の運転中にトンネルに入った時は、美しいブルーにハッとさせられる。

ノンデイトの 114060 とグリーンの 116610LV
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時計好きでなくとも誰もが知ってるロレックス。
もっと高額な雲上メーカーのプロダクトもあるが、何故がロレックスのほうが有名で、これは車で言うとメルセデス・ベンツとよく似た存在だと思う。
メルセデス・ベンツとロレックスは、プロダクトの性質が良く似ている。
メルセデス・ベンツは何年乗っていても新しい発見があり、乗れば乗るほどその良さを解らせられる飽きの来ない車だが、腕時計においても多くの物は暫く使用していると飽きてくるが、ロレックスは長く使い続けても「いい時計だな」と感じる。
おそらくベンツとロレックスは、非常に実用的なプロダクトであるからだろう。

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ブレスレットの着け心地は、ロレックスらしい手錠のような頑丈さと氷のような冷たさを感じる反面、滑らかでしっとりした感触がある独特なもので、メルセデス・ベンツのハンドルの感覚と同様にクセになる。
小生がサブマリーナを愛用する一番の理由はグライドロックにある。2ミリ単位で簡単に微調整ができ、朝晩、季節で微妙に太さが変わる腕への装着感がこれで解消できる非常に優れた機能である。

多くの腕時計をコレクションしている中で、サブマリーナの着用率が最も高く、とてもありふれた腕時計だが、高性能かつ堅牢で装着感も良い非常に優れたプロダクトだと思う。

人から「あぁ、サブね」くらいにしか思われない無難さも、また良し。