メルセデス・ベンツの乗り味を知ってから他の車に乗る気がしなくなった。
以来、4台のベンツを乗り継いでいるが、慣れてしまうとベンツの高性能が標準になってしまい、普段はその良さを忘れている。

そんなベンツが凄いと感じる瞬間が2年に一度訪れる。
それは車検整備などで代車に乗った後の事。

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今回の代車は三菱コルトプラスだった。
乗った瞬間、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の全てが軽くて頼りない。
FFのせいもあるだろうが、ハンドルを切って戻す時の挙動が不自然で不安定で心許ない。

車検が終わり車の引き取りに行き、ベンツに乗って1メートルも走らない内に、ハンドルやアクセル、ブレーキが重いことに驚く。よく知っているはずなのに、2年に一度毎回驚いている。
数日の間、他の車に乗っただけで、よく知っているはずのベンツの重量感に驚いてしまう。

現在のベンツはW203で、以前のベンツから乗りかえた時はW203の全てが軽く感じたのに、国産車に乗った後はそのW203でさえとても重く感じる。
この重さも暫く乗っていると慣れて、心地良い安心感を覚えるようになる。
ハンドルは安定して全く不安を感じさせないし、ブレーキは利き過ぎる位である。

国産車はべニア板を張り合わせた家具で、ベンツは大木をくり抜いて作った家具というような差がある。
国産車も最近は衝突実験で優れた成績を出してはいるが、あれは実験で良い結果が出るように設計されているだけで、本質を顧みず売ることしか考えていない日本のメーカーがやりそうなことである。
実際の事故に遭った時は圧倒的にベンツが安全だろう。
まぁ、コルトプラスとでは価格差が大きいので、単純に比較するのは国産車にとって酷な話ではあるが。

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ポルシェに乗っていた時も剛性が凄いなと思っていたが、ベンツはそれ以上の剛性感を感じ取ることができる。
国産車と雲泥の差がある剛性感はどこから来るのだろう?
鉄の素材か、溶接の仕方なのか分からないが、その昔に初めてベンツを買って乗った瞬間、石でできているのかと思う位に剛性の高さを感じた。

やはり、メルセデス・ベンツは真面目に造られた信頼できる車だと思う。