所有する腕時計の中でシンプルで美しいと思うのはどれかというと、セイコーのドルチェ SACM171 だろう。

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豪華な感じではなく、清楚で無駄がなく端正なデザイン。
この腕時計を最も美しいと思うのは、好みの女性のタイプと共通点がありそうだ・・・(笑)。

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自己主張を抑えた目立たない腕時計であるが、光を受けた時には静かな輝きがあり、シンプルな中に気品を感じさせてくれるハイセンスな良い時計だと思う。

文字盤は白色に見えるが、反射を抑えた銀色で、剣のような太い針が美しい。

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ケースの厚さは約5ミリで重さも約25グラムと、着用している事を忘れてしまうほどであるが、年差+-10秒以内と超高性能で時刻が全くずれない優れもの。

年差クォーツ、サファイアガラス、内側無反射コーティング、耐磁有り、時計としての性能は文句のつけようが無い。

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ドルチェの中には電波式の物もあるが、やはりドルチェは薄型の年差クォーツが良い。
機械式は精度が劣るし、電波式は精度をアウトソーシングしていることから、年差クォーツが時間を知る道具として最も素晴らしいと言えるのではないかと思う。
機械式に比べて趣味性は無いに等しいが、時間だけを大切にする人にとっては最良の時計となると思う。
但し、特別小さくもないが大きくないケースとベルトが細いので、腕の太い人には似合わないだろう。

SACM171 は歴代のドルチェの中で最高傑作だと思う。
個人的にもう少しだけ径が大きくて、ベルトがもう少し太くて、ダイヤシールドという無駄なコーティングがなければ、一生モノにするであろう惜しい時計である。