腕時計の金属ベルトはコマを抜いたりして調整するのだが、ピタッと決まる物もあれば、決まらない物もある。
人の好みにより、きつめにしている人やブレスレットみたいに緩めにしている人がいると思うが、理想的なサイズはどれくらいなのか考えてみた。

バックル側面にいくつか穴があり微調整できる物は問題ないが、見た目が悪いためかバックル部に穴が無く微調整ができない時計も多い。高級時計には調整穴が無い物が多いように思う。
バックルに調整穴が無い場合はコマを間引いたり足したりして調整する。一般的にハーフサイズのコマが2個組み込まれているので、それで微調整することになる。
因みにコマ数は6時側を少なくするのがプロの時計屋さんの間では常識で、時計のフェイスは外側に行きやすくなるのをある程度抑えることができるためらしい。

下はソーラー電波式の CITIZEN Collection AT3004-58E
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この時計はバックルに調整穴がなくコマで調整するのだが、ハーフのコマを足すと少し緩くなって、抜くと少しきつめになり時計を外すと腕にベルトの跡がついてしまう。
実際、小生はきつめの方が好きだが、腕に跡がついてしまう程きついのは良くない。しかし緩くて手首外側にある丸い骨「豆状骨」を超えてずれるのも好まないし、クルクル回るのは緩過ぎで論外。
そんなことで、理想的なサイズはクルクル回らず、豆状骨を超えてずれることもない位の緩さとなるが、金属ベルトではジャストフィットできない事が多い。
よく指の第一関節まで入る緩さが適当と言われるが、これを実践すると結構緩くて上下にずれてしまう。
女性の場合はかなり緩くしてブレスレットのようにするのもいいと思うが、男性でブレスレットのようにしているのは個人的には好きではない。

結論として、ジャストフィットできたら問題ないが、できなかった場合の調整は、むくんだ時のことや手首を曲げたりした時のことを考慮し、時計が回らない程度の緩めにしておくのがベターだと思う。

いい方法を見つけた。
手の平をパーにすると手首は太くなり、グーにすると手首が細くなることを発見した。
腕時計を装着した手の平をパーをしてベルトがぴったりで、グーをしてベルトと腕との間に指一本入るのではなく、入るか入らないかがベストなサイズと思う。
または、手首を反らすと手首が太くなるので、その状態でピッタリに調整するのが良い。

AT3004-58E の金属ベルトは美しく、基本的に革ベルトより金属ベルトのほうが好きである。
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装着感が良いベストな調整ができない場合は革ベルトにするといい。革ベルトは手に馴染むので、きつめでも痛くないし、少し緩めでも上下に動いたりしない。
そもそも腕の太さは朝夕や季節で変わるので、そんな腕に着ける腕時計は簡単に長さを変えられる革ベルトが良いのかもしれない。


下は小生がよく着用している ROLEX サブマリーナ 116610LN
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この現行サブマリーナーの大きな魅力の一つに、このバックルがある。
朝は丁度良かったのに、夕方になって手首がむくんできついな~ってことがあるが、工具も使わず2~3秒で簡単に微調整できる。

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「グライドロッククラスプ」と呼ばれるこのバックルは、元々ウエットスーツの上から着用する時にサイズ変更する事を想定した機能。
これがとても重宝して、現行サブマリーナを好む理由のひとつとなっている。