秋田県の乳頭温泉郷の源泉で、男性3人が硫化水素で中毒死するという残念なニュースがあった。

別府等の温泉地に足を踏み入れると、「たまごが腐った匂い」と表現されることが多い「温泉の匂い」が出迎えてくれる。温泉情緒を醸し出すこの匂いは硫化水素で、「温泉に来たなあ」という気分にさせられる。
小生はこの温泉から漂う湯の香が好きで、自分にとって好ましい香である場合はリラクセーション効果がある。

写真は熊本県の黒川温泉
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白骨温泉や明礬温泉などに漂う温泉の匂いを「硫黄の匂い」と言う人が多いが、個体の純粋な硫黄には匂いがなく、匂いの正体は気体の硫化水素。硫化水素は水に溶けやすい性質のため、火山地帯の温泉では温泉の中に溶け込み、硫化水素臭を有する。
硫化水素は火山ガスに多く含まれている気体で、濃度が高い場合は有毒で大変危険なものでもある。

写真は小生が度々訪れる信州の白骨温泉で、特に紅葉の頃は素晴らしい。
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硫黄泉は好きだけど、中毒死は嫌だね。
しかし、現在は硫黄泉は硫化水素事故対策として硫化水素が滞留しない構造にすることが義務付けられているので、中毒死する心配は少ない。
硫化水素は空気より重く下に滞留するので、硫黄泉は地面より低い窪地に浴槽を作ることは禁止されていいる。
窪地で硫化水素が滞留するような地形は露天風呂でも危険なので、窪地にある温泉や、火山性ガスが噴き出しているような場所には近づかないようにしたい。

写真は湯の香がいっぱい漂う小生が好きな別府明礬温泉の「どろ湯」
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