ThinkPad R60(9455-BCJ)のCPUを交換してみました。

元々のCPUはCore2Duo T5500(1.66MHz)で、これにT7200(2.0MHz)を載せることにした。
2次キャッシュが倍の4Mになるのが魅力です。動画のエンコード等では威力を発揮することでしょう。
T60でも同じ事をして、体感的にはあまり変わらなかったのは分かっていますし、普通の使い方では2次キャッシュが2Mもあれば十分以上なので、CPUを換装する意味はあまりないのですが、趣味としての換装です。

ノートPCのCPU交換は難しいとよく言われますが、ThinkPadは簡単なほうだと思います。
小生の場合は慣れているので、10分もあればできてしまいます。

手順
下の写真は裏面で、バッテリーを外した状態で赤丸のネジを全て外します。
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下の写真・・・バームレストとキーボードを外し、赤二重丸のネジを外し、赤○の4つのネジをゆるめます。
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下の写真・・・ファンアッセンブリを外すと、いよいよCPUが見えてきます。手前に置いているのがT7200。
CPU上のネジをマイナスドライバーでゆるめてCPUを交換します。
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下の写真・・・T7200が載りました。グリスの塗り方は適当でOK、右にあるのが使用したセラミックグリス。
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後は分解した逆の手順で組み立てるだけ。
簡単です。
Thinkpadは自分で改造したり故障を直したりできるのがいいですね。分解マニュアルも公開されているし、部品の入手も容易です。

さて、起動してみると、T7200を認識しています。ニンマリする瞬間です(笑)。
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CPU-Zで確認。
Core Speedが995MHzになっているのは、省電力機能のEIST(Enhanced Intel SpeedStep Technology)の効果。


下は交換前のT5500のWindowsエクスペリエンスインデックス
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下は交換後のT7200のWindowsエクスペリエンスインデックス、当然ですがCPUとメモリが5.1に向上しています。
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Core Tempでみると、負荷のない時のCPUの温度は下のような感じです。


下は100%の負荷をかけた状態の温度、T7600に比べると明らかに低いですね。思った程は熱くないです。


動画編集などで長時間負荷をかけてみると、T7600の90℃超えよりは低いですが結構熱くなります。


下はスーパーπで104万桁を計算した結果。35秒(T5500)→27秒(T7200)と速くなりました。
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体感的には少し速くなった程度ですが、パソコン弄りが好きなので自己満足の世界です(笑)。
T7200の性能は十分以上で、コストや熱の事も考慮するとベストな選択と言えそうです。
体感的にもっと速くするなら、HDDを7200rpmにするかSSDにするといいですね。
CPUはT7200で十分です。T7400にしても変わらないし、T7600にしたところで体感できるほどの差はないでしょう。

メモリは小生の場合、Win7で最低2Gを積んでいますが、何もしていない状態では下のように1300MB以上メモリに余裕がありますので、Win7の32bitなら2Gのメモリで十分ですね。
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Core 2 Duo Tシリーズ(Merom)のラインナップは下のとおり。価格は発売された頃のもの。


世の中から数年遅れの我が家の最速マシンであるThinkPad T60pに載っているT7600は高かったんですね。
T7200も現在ではヤフオク等で3000円代で購入できます。T5500だと1000円代だと思います。
隔世の感を禁じ得ませんね。