過去にメルセデス4台を22年に亘り乗り継いだ。中でもCクラスは4m50cm前後の全長と、メルセデスにしては手ごろな価格だったので、ずっとCクラスを乗り継ごうと思っていた。

W202は古典的だがメルセデスらしい端正なデザインで、W206は口角の下がったナマズ顔で有機的である。個人的にはこのW206の顔は結構好きで、特に、グリルを縦フィンに交換すると俄然カッコ良くなる。
W202の後はW203を8年間所有した。その後のW204のデザインが好みでなかったことから、下のW203に長く乗ることになった。

当時、試乗した車は210系クラウン・アスリート(写真は同じ型の覆面パトカー)。

下はCクラスより前、若い頃に乗っていたブルーブラックのEクラス。
まだ若かった自分に似合わない渋過ぎる車だったが、万が一の時に同乗者に怪我をさせたくないという理由で選んだ車。当時の国産車は衝突安全性が低く、高速走行性能もドイツ車に劣っていた。

1990年代までのブルーノ・サッコ氏がデザイナーだった頃のメルセデスはカッコいい。
乗っていた時はボディが大き過ぎて運転しにくいと思っていたが、この時代のEクラスは全長4740mm全幅1740mmで、今乗っているクラウンより一回り小さい車であった。無骨なデザインが気に入っていたが、この時代のメルセデスはメンテナンスフリーではなく、機械のトラブルが多くて長く乗れる車ではなかった。
W204はカローラクラスの車に見える。


W205とW206は横から見たらよく似ている。尻すぼみのデザインは継承されたが、W206は目立たないキャラクターラインになり、前から後ろまで下がらずに貫くように改善されている。
下は現行CクラスW206と現在所有している210系クラウン後期型のサイドビュー。

さて、1週間程前に次期Cクラスの電動車(BEV)が発表された。
大きなダミーのグリルが異様に目に付くデザインで、今後は他のメルセデスのこの顔付になると思う。

メルセデス・ベンツがやることなので、この顔も見慣れるとカッコ良く見えるようになるかもしれない。
巨大なエンブレムを国産メーカーが真似をしたら滑稽だろうが、メルセデスだと様になり違和感がない。
価格はとうとう1,000万円を超えるらしい。メルセデス等の輸入車は国産上級車に比べ値落ちが激しくリセールが悪いので、資産としては大損をすることになるだろう。
グリルが光り星形が光るのは、中国車っぽい印象を受ける。

室内はあちこちがイルミネーションで光るようになっており、天井にもブランドマークの星が無数に散りばめられ、中国人好みに仕立て上げられている。

1.電池を後部座席下に置いたため、後部座席は床が高く座ると膝が浮いてしまう。
2.後部座席の窓が全開にならず、半分も下がらない。
メルセデスがどうしてこんな妥協をしたのか理解できない。

全長は小生の210系クラウンより13mm短いだけで、昔のSクラス並みの大きい車になってしまった。どの自動車メーカーも、モデルチェンジの度に大きくするのを止めてほしいものだ。


メルセデスは挑戦者で新しい技術やデザインを積極的に採用し、国産メーカーが追随することが多い。この全面液晶だけは真似しないのを願うばかりだ。
BEV(電気自動車)はエンジンがないので、フロントにラゲッジがあるのはいいなと思った。衝突安全性も優れると思う。

重い電池を車体中央部低位置に置くと、究極のミッドシップ車に近い特性になりそうである。EVの技術は日進月歩でまだ買わないほうが良いと思うが、そう遠くない将来、EV車は自動車の歴史のゲームチェンジャーになるだろう。小生は内燃機関を持つ車より、音のしない電気自動車のほうが好きである。一度の充電で1000km走ることができるようになれば、もう内燃エンジンのある車に乗る理由はなくなると思う。
コメント
コメント一覧 (3)
デザインの好みは人其々ですので正解はないですね。私は206のデザインは歴代Cの中でも好きなほうです。でも、206より205のほうが高級車に見えます。マイルドハイブリッドや過去のスーパーチャージャーなど、慎重なトヨタと違ってメルセデスはチャレンジャーな面があって、新しい技術を完全にものにする前に商品にしてしまいますのでトラブルはつきものです。
私もワイ金はゆっくり走るの意が楽しくなりました。年齢もあるかもしれませんが時代ですね。老後はジムニーかな。少なくとも輸入車にはもう乗らないと思います。腕時計もロレックスなどはもう買うことがなくセイコーです。
月野 星也
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月野 星也
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どの分野にもオーナーの移り変わりはありますが、月野さんのように本質を見極める方に
「脱メルセデス」されるのは、メーカーとしては惜しいことかもしれませんね(笑)。
月野 星也
が
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