人生で初めてアメリカ車に乗る機会に恵まれた。
コンビニの駐車場に見慣れないセダンが入ってきて、アメリカ車であるのはすぐに分かった。
力強く頑丈そうなデザインが印象的で、興味があったのでオーナーに声をかけてみた。

2015年式クライスラー300C
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英国の超高級車であるベントレー風デザインのビッグセダンで、黒色というのもあって厳つく怖そうな車である。多くの人は道を譲るだろうし、この手の車を煽る人はいないと思う。

リアはGMのキャデラック風でトランクは高さがある。トランク内は広く後部座席を倒すと車中泊もできる。
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オーナーは20代前半の若い方だったが、車好き同士で話が弾んだ。初対面にもかかわらず一気に仲良しになって、1時間半ほど楽しい時を過ごした。

V6の3600ccでボディもエンジンも昔のアメ車に比べ小さ目である。とは言え大きい車であり、日本で乗用車として使える上限サイズだと思う。
自分のクラウンと並べてみると、クライスラーのほうが少し大きい感じであった。
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ベントレー風なので超高級車かなと思ったら、新車時の価格は上級グレードであっても自分のクラウンと同じ位であった。中古車になると日本ではアメ車は不人気で需要が少ないことから格安で流通しており、約11年落ちとはいえ軽自動車の新車より安いというから驚きである。維持費が安く取り回しに優れる新車の軽自動車に乗るか、安全性に優れ乗り心地が良い中古のアメ車に乗るか、同じ支出でどちらを選ぶかは人其々であろう。故障の頻度はどうなんだろうね、アメ車の品質については知識がないので分からない。

運転してもいいですよと言われたが、遠慮して助手席に乗せてもらって暫くドライブを楽しんだ。
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アメ車は左ハンドルしかないと思っていたが、正規輸入車はすべて右ハンドルというのは意外であった。
300Cの中で上級グレードなので内装はかなり豪華、ダッシュボードは革張り、本木も使われ高級感がある、と言うより高級であった。本革シートも国産車より高級な厚い革が使われている。因みにダッシュボードの本革は経年で反ってめくり上がることが多く、本木も経年で反ることが多いので、必ずしも本革・本木が良いとは言えない。YouTubeで観ると、この車の下級グレードは木目調パネルの布シートで、ダッシュボードも本革ではなかったので、グレードにより高級感にかなり差がある。装備については210系クラウンの前期型と同等で、同価格帯であることもありクラウンと似たような車だった。

乗り心地は純正20インチのタイヤを履いているのに意外と良くて高級車に乗っている感があった。走行時の室内もクラウン程ではないものの十分静かであった。ドアを閉めた時の音は国産車にはないしっかり感がある。同価格帯の国産車やドイツ車より高級車に見えるアメリカ車はお得感がある。

実物は写真で見る以上に重厚感がある。
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アメリカ大統領専用車ビーストの全長を短くしたようなデザイン。
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アメリカ車って大きかったり燃費が悪そうだったりで、韓国車や中国車ほどではないものの、日本人はあまり好まない傾向がある。しかし、メルセデスやBMWは多すぎるしアメ車に乗るのも悪くないなと思った。