コメント欄でセイコーのHPに安価なメカニカルの新製品がアップされているとの情報があった。
z
ゴールドメッキの 062 はセイコーが思い切って出した色だと思う。但し、メッキは本当の金と違って色が薄く安っぽい金色に見えるのと、傷が入っても磨けない(メッキが剥げる)から買わないほうが無難だ。
※近年のチタン膜を金色に見せかけた疑似メッキは剥がれにくいらしい。

SCVE059
zz
SBTH007 の先例から最近のセイコーに期待してHPを開いてみたら、これは以前からある海外モデルの文字盤色を変えて、インターナショナルラインと称し、国内販売品にしただけのモデルであった。
以前、下の記事で紹介したことがある。

今回の新製品は、SBTH007 のように細部まで拘ったマニア受けするものではない。とは言え、拘りのない人には特に欠点はない時計なので、安価でセイコーのメカニカルが欲しい人には悪くないかもしれない。

セイコーは過去に SVCS003、SARB033 という廉価版メカニカルの良い時計を作っていたが、その後は高価なGSや中途半端なプレサージュという利益率の高い製品に力を入れ、この価格帯の国内販売メカニカルには手を抜き放置状態であった。その間に他社の機械式にシェアを奪われっぱなしだったので、この海外モデルを国内モデルに小改良して投入したと思われる。

個人的にはケースとラグのデザインが安っぽい、ハードレックスの平面ガラス、デイト窓が枠無しの白のペイント、セイコーロゴがペイント、横から見たら分厚く見える等の理由で全く食指が動かない時計だ。デイトも小さく、いっその事ノンデイトで出したほうが良かったのではないかと思う。
zzz
機械式なので SZSB011 のような極太針にしてくれたら売れるのに、中途半端な安物感がある機械式を適当に投入した感を禁じ得ない。SBTH007 を出したセイコーなので、廉価版メカニカルにも大いに期待しているのだが、マニア受けする SZSB011 を少し小径にしてサファイアで出してほしいね。

今回の新製品の系譜はかなり前から海外で販売されており、小生が以前買った下の製品とほぼ同じだ。

上の時計は風防が球面なので、今回発売された製品よりマシかな。
セイコーのブランド力で今回の製品はそれなりに売れると思うが、セイコーは気合を入れて SBTH007 のような意匠を凝らした廉価版メカニカルを出すべきだと思う。ただ、そんな時計を出すとGSやプレサージュが売れなくなるので期待薄である。