ホイール越しにブレーキパッドの目視点検をしたら、フロントの残量は十分だったが、リアが残り僅かに見えたので交換することにした。


ブレーキフルードタンクの蓋は開けておく。オイルはまだ透明感があるので問題なし。


パッド抜け防止用のピンを外す。



ホイール越しに点検した時は残2ミリ程度に見えたが、中央の溝もまだあり、残3ミリ強であった。
交換後の鳴きを防止のため、シムのビストンと触れる部分や、パッドとシム間の平面部にブレーキグリースを塗ったほうが良い。その際、パッドやディスクローターにグリースが付かないように注意する。

反対側も作業完了。
以前、メルセデスのブレーキパッドを整備工場で交換してもらった時に、ブレーキ鳴きが酷かったことがあり、分解してみたらパッド周囲を削っていないし、グリースも塗っていない手抜きを発見したことがある。安全性には問題ないが、そんなことから以後は自分で交換するようにした。このように自分でやったほうが確実な場合もある。

用意するものはブレーキ用グリースとパーツクリーナー、ピストン戻しの工具等。

使用するパッドは日立製(旧トキコ)の製品なので信用できそうである。

車の後輪をジャッキアップする時は、安全のため前輪に輪止めをする。


車載のレンチでナットを緩めタイヤを外す。きつい場合は体重を乗せれば緩む。

パッド交換は車の下に入る作業ではないので危険はないが、下に入る作業をする時は命を落とすこともあるので、ウマをかけるかタイヤを車の下に置く等する必要がある。

分解後、組付け時に分からなくならないように、元の状態の写真を撮っておいたほうがいい。


パッドを固定している上下のボルトを引き抜く。外した各部品はパーツクリーナーで洗浄しておきたい。

片方2枚あるパッドを引き抜く。

新旧パッドを比較すると、下の新品に対して上の使用済みパッドはかなり薄くなっている。

リアは減りが遅いこともあり、これ位残っていれば、後2.5~3万kmは走れるが、ディーラーでは残3ミリになったら交換を推奨している。今回の交換は少し早めだったが、一般的にパッドの摩耗をキーキー音で知らせるパッドウェアインジケーターが鳴き始めたり、警告灯が点灯してからの交換で問題ない。
パッド周囲をヤスリで削る必要があるが、日立のパッドは初めから削られているので手間が省けた。


そのままでは厚い新品パッドが入らないので、工具を使ってピストンを押し戻す。

ボルトとピンを元通りに組付ける。分解前の写真と見比べて同じであることを確認。


小生は重整備もやるので、これ位の作業は簡単な部類に入るが、ポルト抜けを防止するピンの組付けは初心者には難しいかもしれないし、グリースを塗る部分も間違えてはいけない。またキャリパーの固着具合の点検やゴム類の劣化確認もしたほうがいい。
ブレーキは命に関わる部分なので、自信がない人はプロに任せたほうがいいだろう。
費用目安(リアブレーキパッド交換)
・今回は自分で行ったため3,000円程度。
・国産普通車であれば、同じ作業を町工場で10,000~15,000円、ディーラーで15,000~18,000円。
因みに、以前乗っていたメルセデスはパッドは早く減る上に、国産の1.5~2倍の費用がかかる。
タイヤを外した時は、100km程走った後に増し締めを忘れすに行いたい(特に左側)。
コメント
コメント一覧 (2)
昔、職場のシュレッダーが故障して、課長が分解修理したところ、ネジが一本余ってしまいました。数人がかりで調べましたが、ついぞ締める場所が見つからず、諦めてそのまま使用することにしました。
畢竟、余ったネジは「課長の頭のネジ」と、部署の者たちは結論付けました(笑)。
月野 星也
が
しました