セイコーのスタンダードな3針ソーラー電波時計で、ドーフィン針を持つものを比べてみた。
対象となった製品は3つだけで、他の製品は目障りなボタンが突出していたり、文字盤に無駄な文字が多過ぎたりでシンプルさに欠けるので除外。

アストロン SBXY033
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実売価格88,000円 キャリバー 7B72 10気圧防水 耐磁あり 横39 ㎜ 厚さ9.6 ㎜ チタン

GPSでもないのにケースのデザインをアストロンにして、アストロンを名乗っているがアストロンではないような製品。しかし、アストロンであるから一定の高級感はある。文字盤の放射状模様が好きではないが、この製品は気に入っていて購入してもいいかなと思っている。GPSでないのは寧ろ歓迎でケースが薄くなるのがいい。

ブライツ AGZ083

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実売価格50,000円 キャリバー 7B24 10気圧防水 耐磁なし 横:39 ㎜ 厚さ8.8 ㎜ チタン

このブライツは少し古くなったモデルで、下のより安価なSBTM323のほうがムーブメントも格上であることから、今更この製品を選ぶ理由が見つからない。少し価格が高いが上のアストロンか、安価な下のセイコーセレクションのほうがいいと思う。弓カンがケースと分離できない致命的な欠点のある時計で耐磁もない。

セイコーセレクション SBTM323 
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実売価格39,600円 キャリバー 7B72 10気圧防水 耐磁あり 横39.5 ㎜ 厚さ9.5 ㎜ ステンレス
セイコーセレクションの中で、スタンダードデザインのSシリーズに分類される。

SBTM323は新製品で価格も手ごろである。セイコーのロゴの他は目障りな文字入れがなく、最近はセイコーも解ってきたなと思う。細かい部分ではダイアルに小さなアルファベットの文字が3ヶ所あって少々目障りであるが、意図的にデザインを崩している部分がない良い製品だと思う。
白地のデイトもいい。インデックスは力強い造形の立体型で、ドーフィン針も下の写真のように太くてカッコいい。キャリバー7B72はトルクが向上しているので、クォーツにしては立派な針が採用されている。上のアストロンと同じムーブメントなのに半額以下とコスパが高い。サファイア風防で無反射コーティングも施されており、セイコーにしては久しぶりに手を抜いていない製品を出してきた。GS的デザインが好きな人にお勧めで、夜光もあり実用に優れている。
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致命的ではないが、ひとつだけ気に入らない点は無駄に太く深いチャプターリング(インナーベゼル)。

下の写真はアストロンと並べたものだが、アストロンはチャプターリングが細く浅い。細かい点だが、実物を見ると上質感に差が出てしまう。また、文字盤平面部の面積が変わるので、見た目の大きさに違いが出る。

無題
実物はアストロンのほうが高級感があるが、値段が半額以下で性能が同じSBTM32を選ぶのものいい選択になると思う。文字盤はSBTM32のほうがおとなしい放射模様なので好感が持てる。更にチタンではないこともプラスポイントである。
どのモデルも秒針と長針が若干短めであるが、嫌になるほどではないので気にしなくてもいいだろう。

球面サファイア風防が魅力のアストロン
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風防の形状と針の美しさ、ベゼルの低さを重視するならアストロンがいいが、その2点に拘らなければ半額以下のSBTM32を選んだほうが賢いだろう。見た目の高級感も第三者が見たら然程の差がないと思う。
時計好きはそんな細かい点に拘るのであるが・・・笑