古い時計を2本所有している。
Seiko KING SEIKO 56KS 所有する中で唯一昭和の時計

元のベルトは新品のクロコ型押し牛革で、そのままでも良かったが、ロングサイズで余る部分が1cm程邪魔に感じたので、短め(剣先側115mm、尾錠側70mm)のBanmbi Elce 馬革コードバンに交換した。柄のない黒色ベルトにすることでシンプル感が一層増すことになった。
重量は47.5g、驚くほど軽い。重い時計も嫌いではないが、身に着ける物は軽いほうがいいだろう。
Citizen Lighthouse Standard


1990年1月製造から約32年経過したクォーツ、ノーメンテナンスで現在も正確に時を刻んでいる。
アンティーク感があるデザインとケースの色が気に入って購入したが、時が経って本当のアンティーク時計になりつつある。ベルトはコードバンにしている。40年以上前のセイコータイプⅡを現役で使っている人を見たことがあるので、運が良ければクォーツもかなり寿命が延びるようだ。
キングセイコーの文字盤はベージュ色に変色しているが、ガラスは交換済みで、ケースも微塵の傷もなく恰も新品のよう。

このキングセイコーは購入時の日差が5秒であった。
5秒は機械式としては優秀で、そのままでも良かったが、この時計は緩急針の微妙な調整が簡単にできるので、若干ネジを動かしたところ日差1秒で動くようになった。正確には平置きで少し進み、着用で少し遅れ、プラスとマイナスが相殺されての1秒である。現状の日差1秒は8時から21時頃まで着用した場合で、平置きする時間をもう少し多くすれば日差が0秒になる。更に正確に書くと12時間の平置きで約3秒進み、12時間の着用で約3秒遅れる。なので、12時間着用し12時間平置きする使い方をすれば日差は0秒になる。
購入後間もないので、ここで言う日差は24時間単位の確認だけである。
着用と平置きの時間配分だけでなく、姿勢差も利用して日差を少なくすることもできるだろう。この時計の姿勢差は未だはっきりしないが、ファイス上の平置きで進みリューズ下で進まない(僅かに遅れる)ようである。いずれにしろCal.5625Bは安定感のある優れたムーブメントだと思う。
日差についてもう少し書くと、最近まで使っていた現在のCal.4R35は平置きで大きく進み着用で大きく遅れて、結果的に不安定ではあるが日差は少なくなっていた。シェークスピアではないが「終わり良ければ全て良し」という感じである。56KSのCal.5625Bも4Rや6Rのように大きく進んだり遅れたりしないものの、傾向は同じでプラスマイナスで日差がほぼ無くなる。セイコーのムーブメントの特徴なのだろうか。

このキングセイコーは購入時の日差が5秒であった。
5秒は機械式としては優秀で、そのままでも良かったが、この時計は緩急針の微妙な調整が簡単にできるので、若干ネジを動かしたところ日差1秒で動くようになった。正確には平置きで少し進み、着用で少し遅れ、プラスとマイナスが相殺されての1秒である。現状の日差1秒は8時から21時頃まで着用した場合で、平置きする時間をもう少し多くすれば日差が0秒になる。更に正確に書くと12時間の平置きで約3秒進み、12時間の着用で約3秒遅れる。なので、12時間着用し12時間平置きする使い方をすれば日差は0秒になる。
購入後間もないので、ここで言う日差は24時間単位の確認だけである。
着用と平置きの時間配分だけでなく、姿勢差も利用して日差を少なくすることもできるだろう。この時計の姿勢差は未だはっきりしないが、ファイス上の平置きで進みリューズ下で進まない(僅かに遅れる)ようである。いずれにしろCal.5625Bは安定感のある優れたムーブメントだと思う。

日差が進む方向のみ、或いはは遅れる方向のみで日差1秒のムーブメントと、一方で進んだり遅れたりとフラフラしながらも、プラスとマイナスで相殺され日差が1秒のムーブメントでは、どちらが優秀だろうか?当然、前者が優秀であると思うが、一カ月後の月差は前者は30秒になり、後者は0秒の可能性もある。となると、実用では後者のほうが優秀で使える時計ということになるだろう。セイコーはこれを狙って、敢えて平置きと着用で逆の特性を持たせたのかもしれない。

上は実物の拡大写真で中央左にあるFSのネジで微調整し、Fで進みSで遅れる。
しっかりメンテナンスされてきたのか、殆ど使っていなかったのかは不明だが、内部機械も劣化を感じない。ETAなどにもあるが、機械式は微調整のネジがあるものを使いたい。最近の安価なセイコーのムーブメントはこのネジがなく、レバー(緩急針そのもの)を動かすのは素人には敷居が高くなる作業となる。オリエントはレバーでもやり易く失敗したことがないが、セイコーの4R・6Rは弄り壊した経験がある。
好奇心から購入した古い機械であるが、想定外に気に入って、革ベルトということもあり寒い季節にメインで使う腕時計になりそうだ。これは手放さずに末永く愛用したいと思っている。
因みに、オーバーホールは3年から5年に一度、とよく言われているが、これは業者発のメッセージで、儲かるからそう言っているだけで、使い方にもよるが小生のように複数の時計をローテーションしている場合は、そんなに短いスパンでOHする必要は全くない。車のオイルも業者は3000kmでとか言うが、これも使い方によるが1万km毎で全く問題ない。まぁ、OHもオイル交換も短いスパンで実施して悪いわけではないが・・・。
針やインデックスに黒色が配されているので視認性が良く、長い分針と秒針は外周まで届く。
ハイビート45・56系のムーブメントは同時期のグランドセイコーにも搭載されていたため、機械的にはKSとGSは同じで、半世紀経った現代でも極めて高い精度を叩き出すといわれるセイコーの名作である。古い時計は状態が様々で一概に言えないが、セイコーなどの程度の良いものなら現役で普通に使える。
記事タイトル「キングセイコー、古い腕時計は使えるか?」・・・答えはYesである。

上は実物の拡大写真で中央左にあるFSのネジで微調整し、Fで進みSで遅れる。
しっかりメンテナンスされてきたのか、殆ど使っていなかったのかは不明だが、内部機械も劣化を感じない。ETAなどにもあるが、機械式は微調整のネジがあるものを使いたい。最近の安価なセイコーのムーブメントはこのネジがなく、レバー(緩急針そのもの)を動かすのは素人には敷居が高くなる作業となる。オリエントはレバーでもやり易く失敗したことがないが、セイコーの4R・6Rは弄り壊した経験がある。

因みに、オーバーホールは3年から5年に一度、とよく言われているが、これは業者発のメッセージで、儲かるからそう言っているだけで、使い方にもよるが小生のように複数の時計をローテーションしている場合は、そんなに短いスパンでOHする必要は全くない。車のオイルも業者は3000kmでとか言うが、これも使い方によるが1万km毎で全く問題ない。まぁ、OHもオイル交換も短いスパンで実施して悪いわけではないが・・・。
針やインデックスに黒色が配されているので視認性が良く、長い分針と秒針は外周まで届く。

ハイビート45・56系のムーブメントは同時期のグランドセイコーにも搭載されていたため、機械的にはKSとGSは同じで、半世紀経った現代でも極めて高い精度を叩き出すといわれるセイコーの名作である。
記事タイトル「キングセイコー、古い腕時計は使えるか?」・・・答えはYesである。
余談になるが、このKSの直径は36mmである。
36mmと聞くと少し小さいかなと思っていたが、着用してみると36mmは実にいいと実感した。最近、ロレックスのエクスプローラーも36mmに戻しているが、3針のドレス系は36mmがベストではないだろうか。
所有している36㎜径の時計は下の2本で、右のセイコークォーツは現行品。

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所有している36㎜径の時計は下の2本で、右のセイコークォーツは現行品。

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コメント
コメント一覧 (2)
あ、そうか、スポーツタイプが流行したからなんですね。スポーツタイプのサイズにそのまま3針という時計が増えたということか・・・なるほど。
そうですよね、36mmはいい。スポーツタイプは40mmはほしいですが、そうでない3針の時計は36mmが一番いいと思うようになりました。
写真を褒めていただきありがとうございます。写真を載せたいがため無理やり記事を書いていることが多いです。
月野 星也
が
しました
月野 星也
が
しました