新車時から9年目にバッテリーを交換してから7年近く経ったので、バッテリーの状態が気になる。また16年も経過したオルタネーターの具合はどうだろうか?

バッテリーは充電式の電池で、それを充電するのがオルタネーター。オルタネーター(昔はダイナモと言っていたがダイナモは直流でオルタネーターは交流)が壊れると、バッテリーの電気を使い果たしたら車は動かなくなる。

W203後期型はメーター部にあるマルチファンクションディスプレイで電圧チェックができる。
エンジンキーを一段階回す→ハンドルのボタンを押して走行距離の画面にする→トリップメーターのリセットボタンを素早く3回押す→現在のバッテリー電圧が表示される。

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12.0V以上が表示されていればバッテリーは正常で、7年使く経過したにも係わらず12.8Vだったのでバッテリーは元気なようだ。11Vを切るとエンジン始動が悪くなると思う。
ドイツ車は巨大な高性能バッテリーを積んでいて、これは温度が低いと始動時の放電能力が低下する寒冷地のドイツを基準にしているため。
経験上、日本車に比べバッテリーの寿命はかなり長く、ヘッドライトの点けっぱなし等しなければ10年程度。但し10年前後で突然バッテリーが死ぬので、早めに交換しておいた方が安心できる。

次にエンジンをかけてアイドリング状態の電圧をチェックする。
エンジン始動時に電圧が一時下がるが バッテリーが弱ってなければ10Vを切る事は無いと思う。9Vを切る場合は早めにバッテリー交換しないと後悔することになるだろう。
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アイドリング状態でオルタネータが正常であれば13.5V前後の電圧が表示されるが、13.6Vなので問題なし。
エンジン始動前から電圧が少し上がったので、アイドリング状態でも充電が行われているのが分かる。
13Vを切るようならオルタネーターの寿命が近づいていて、12V前後であれば早めに修理しないといけない。

次に走行してチェックする。エンジン回転数が1,200rpmを超えるあたりから電圧が14V前後に直ちに上昇し、その後も14V前後で安定していればオルタネータはまだ正常と判断できる。
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1,200rpmで直ぐに14.2Vになったので、オルタネーターは今のところ健康なようだ。16年経った車なのに意外と長持ちしている。
電圧が直ぐに上がらない場合はオルタネータの発電機能が弱っていると診断できる。逆に15V以上に上がってしまうようならばオルタネータに内蔵しているレギュレーターが弱っていて、過充電によってバッテリー寿命を縮めることになり、新品のバッテリーに交換してもすぐに駄目になるから、早めにオルタネーターを修理する必要がある。
※レギュレーターは、回転数で変化するオルタネーターで発電された電力を適切な電圧に抑制する装置

今回の診断で、現時点ではバッテリー&オルタネーターは健康と分かった

国産車の小さいバッテリーはセルの回りが弱くなることでバッテリーの寿命を知ることができるが、ベンツの場合は寿命直前まで電圧が低下せず、エンジンも一発でスタートする。そして或る日突然エンジンがかからなくなる。セルの回り方で寿命の判断ができないので、バッテリーを交換してから6年以上経ったら、時々上のようなチェックをしておいたほうがいいだろう。